ペレットのパッケージには成分の表示がされていますが、その項目の中で注目したいのは次ぎの4つです。
*粗タンパク質(protein, min) ・・・穀類が多く配合されているペレットは数値が高くなります。タンパク質過多になると肥満のもとにもなりますし、お腹にガスがたまりやすくなったり、盲腸糞を食べ残すようになったりする場合もあります。
*粗脂肪(fat, min) ・・・穀類、ナッツ類が多く配合されているペレットは数値が高くなります。また、毛球症予防と称して植物油脂を配合したペレットもありますが、腸内で吸収されるので肥満になってしまうだけで、毛球症予防になるとは思えません。
一方、毛球除去材に含まれる油脂はグリセリン等で腸内では吸収されません。毛球症予防と考えるなら、専用の除去材を利用する方がいいと思われます。
・・・が、毛球除去材も不安なことがいろいろと!!!毛球除去材について以前詳しく調べたものをUPしているので、詳しいことはそちらを読んでください。
時々、カボチャの種、ひまわりの種、くるみ、インゲン豆、グリーンピース、・・・などが配合されている恐ろしいペレットを見かけますが、種全般はうさぎさんには食べさせてはいけない食材です。(美味しそうに食べますが・・・絶対にダメ!)
*粗繊維(fiber, min / fiber, max) ・・・草食動物のうさぎに一番大切な繊維質です。含有量が少ないよりは多いほうが良いペレットといえるでしょう。しかし、<うさぎと暮らす#29>の特集によると、『牧草に比べて細かく繊維質が分断されたペレットでは、十分に腸管内の消化効率をあげて排泄を促すことは難しい(~要約)』とあります。
なので、健康な消化器官を維持するためには、ペレットの繊維質に頼りすぎるのは危険です。お野菜や牧草などの植物をメインに食べさせて、体に必要な繊維質を確保してあげることが大切に思います。
ペレットには、この繊維質含有量の数値を増やすために、原料の牧草(ティモシー/アルファルファ)以外にも・・・各種胚芽、ぬか類(種の周りについている皮)、ビートパルプなどが添加されています。表示されている繊維質の全てが牧草からのものではないということを知っておくべきだと思います。
*カルシウム(calcium, min / calcium, max) ・・・カルシウムを過剰に摂取すると、尿路結石の原因になるといわれています。おしっこに白い沈殿物が多く見られたりすると『カルシウムの摂取量を控えるように。』、『カルシウム含有量の少ないペレットに切り替えるように』とお医者さんにいわれます。
ペレットに含まれる成分は均一ではないので、きちんとした表記には必ず<××以上~××以下>と書かれていると思いますが、最大値を確認してください。
最小値しか書かれていないものは、その数値以上・・・上限どのくらいが含まれるのか結局は分からないことになります。
うさ飼いさんなら皆さんご存知でしょうが、アルファルファはカルシウムを豊富に含んでいます。カルシウムを抑えたいうさぎさんは、ティモシーを主原料としたペレットを選ぶようにした方がいいようです。
ところがたいていのペレットは、嗜好性を高めるためにアルファルファとティモシーを混合しているものがほとんどです。低カルシウムをうたったペレットでも、平然とアルファルファを配合していますのでよくラベルを見てくださいね。
(成長期の仔うさぎさん、妊娠中のママうさぎさんはカルシウムが必要ですよ。)
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ちなみにそれぞれの項目について最もいい数値だったペレットをこっそりとお話しましょう♪ (以下~反転します)
*繊維質含有量が一番多い
⇒ Oxbow/T (25~29%)平均値27% ダントツです!
*カルシウム含有量が一番少ない
⇒ Wooly社 シニア・フォーミュラ (0.35~0.65%)平均値0.5%
⇒ APD社 Timmy(0.4~0.6%)平均値0.5%
*原料の牧草にティモシーだけを使ってる
⇒ Oxbow/T
⇒ APD社 Timmy
一般的に、繊維質含有量として20%以上のものが良いといわれています。最小値、最大値で表記されているので平均値で判断して、それをクリアしている銘柄は・・・
⇒Wooly社 Show Formula、Wooly社 Senior Formula、Oxbow 15/23、Oxbow T、APD社 Timmy、バニセレMSダイエット、バニセレMSヘルスケア
(バニセレ、メンテナンス、シニアについては最小値の表記がないために算出できないので除外しています)
最大値、最小値の平均値を出して、カルシウム含有量が1%未満の銘柄は・・・
⇒Wooly社 Wool Formula、Wooly社 Senior Formula、Oxbow 15/23、Oxbow T、コンフィデンス、APD社 Timmy、APD社 Alffy、バニセレMSダイエット、バニセレMSヘルスケア
(バニセレのグロース、メンテナンス、シニアについては最大値の表記がないため算出ができないので除外しています)
うさ友さんのmaiさん、おりおりさんからの情報も参考にさせてもらいました。
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尿路結石の予防や治療中に病院でよく勧められるコンフィデンスですが、なぜか原料がアルファルファであったり、実際にカルシウム含有量(0.6~0.8%)が特別に少ないわけでもない・・・んですよね。
トウモロコシやハチミツを配合していて・・・ちょっと内容にも不安を感じています。
ところがうちの子たち、コンフィデンスを食べているんですよね(^_^ゞ (笑)
(我が家は今現在、Oxbow 15/23、Show Formula、コンフィデンスの3種類を混ぜて与えています。)
それには理由があって、第一に・・・ソフトタイプのペレットとハードタイプのペレットを併用したいこと。コンフィデンスはソフト、他の2つはハードです。(これに関してはお食餌について~ペレット編④<形状> で詳しく触れたいと思います)
もうひとつは・・・内容的に優れているOxbow 15/23 とShow Formulaは・・・残念ながら美味しくないのですよ(><) 美味しいコンフィデンスと混ぜてあげることで、ごまかされてこれらの2つのペレットも完食してくれています。
そして最後に・・・1種類のペレットでは、パッケージが新しくなる時に半々に古いものと新しいものとを混ぜてあげないと、ロットが違うと味が微妙に違う場合があって、食に対するこだわりと警戒心の特に強いうさぎさんは食べてくれなくなる場合があるのですが、複数のペレットを混ぜてあげているとパッケージを切り替える時に新旧を混ぜてあげるといった手間が省けます。(他の2種類のペレットの味が変わらないから、1種類だけ新しいパッケージになっても味がごまかされている様子)
あと・・・1種類の味だと飽きがくることもあるようなのですが、我が家ではそれがありませ~ん♪
3種類同量混ぜているので、実際にコンフィデンスは1食につきたったの2gしか食べていません。これだったら、トウモロコシやハチミツの害はさほど気にするレベルではなく、お楽しみ・・・の範囲ではと思うのです。(私の独断ですが)
尿路結石の原因に関しては、カルシウム過多だけではなく、シュウ酸とのバランスも関係してくるといわれています。
お野菜をお食餌として毎日食べているうさぎさんは、カルシウムとシュウ酸の関係についても知っておく方がいいと思います。
うさ友さんのえちゅこさんが、詳しくまとめてくれています(①~⑦)ので・・・ぜひそちらもご一読下さい。
(~以下④につづく)
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