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食滞について考える②

<食滞について考える①>では『何らかの原因』とだけ書きましたが、食滞になるにはいくつかの原因があって、それぞれによって対処方法や予防方法が違います。

(1)毛球症

(2)異物の誤飲

(3)急激な温度変化(特に寒さ)

(4)精神的なストレス

(5)その他

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まず(1)(2)について・・・。

これはどちらとも物質的に腸が塞がって(腸閉塞)●が出なくなった結果起こる食滞です。

原因になる物体を飲み込ませないことが大切です。

毛球症の場合は換毛期のブラッシングを念入りにして、毛繕いで飲み込む毛の量を最小限にしてあげること。普段から繊維質がたくさん取れる食餌を心がけてあげることなどが予防につながると思います。
なお、毛球症予防をうたったサプリメントやドライフルーツ、整腸剤なども売られていますが、その効果は立証されていません。
逆に、それらのサプリメントに含まれるデンプン質(栄養過多になって盲腸糞を食べ残す原因にもなる)、糖質(虫歯の原因にも)などが体に良くないとも言われますので、お食餌の内容と栄養のバランスを考えて与えた方がいいと思います。

そして異物を飲み込まない飼育環境を整えてあげることも基本的なうさぎ飼いとしての心得だといえるでしょう。
うさぎさんはかじるのがお仕事。そう思って、かじることのできるものを側に置かないことです。
プラスチック、タオルなどの繊維、紙、ダンボール、特におトイレシート(高分子ポリマーが危険!!)
カスが落ちているから飲み込んでいない・・・というのは間違いで、少量でも飲み込んでいれば、長い時間かけてお腹の中に溜まっている可能性があるからです。

(1)(2)による腸閉塞の場合、レッドゾーンの12時間を考えて食餌を無理に取らせたり水をシリンジで飲ませたりすると逆に危険なので、お医者さんの処置と指示に従う方がいいです。

また、お腹の張りがひどくなければ、マッサージをして腸の動きを促してあげることも有効です。

お腹の張りがひどい時・・・すなわち、それは毒ガスがすでにたくさん腸に溜まってしまっている状態なので、マッサージで圧力をかけることは臓器破裂につながったりします。
(本によると、鼻からカテーテルを通してガスを抜く・・・という処置もあるそうです)
一刻も早く病院へ連れて行ってください!

マッサージについては<うさぎと暮らす式マッサージ大辞典>などを参考にするか、お医者さんに直接指導してもらってください。

(以下~③につづく)

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【耳寄り情報♪】

ずっと絶版になっていた、<うさぎと暮らす式マッサージ大辞典>がDVD付きで装いも新たに出版されることになりました!

<うさぎと暮らす式~新・マッサージ大辞典>2008年4月上旬発売予定です。

古いほうの本を以前読んだことがあるのですが、とても参考になりました♪

ただなでなでしてあげるよりも、ちょっとコツを覚えて効果のある箇所をピンポイントにタッチしてあげるだけで、うさぎさんのストレスを取り除いてあげられる上に、最高のコミュニケーションになることが分かりましたし。

この本を読んでから、なでなでタイムが充実して・・・♪より一層、うちの子たちとの信頼関係が濃厚になったような気がします。

ただ・・・写真と図とでしか解説されていなかったので、分かり難い・・・と言えば分かり難くかったんですよね~。

それが今回の改訂版新装マッサージ辞典は、そういった読者の声を反映してくれたようでDVD付きです(*^^*)

2500円と・・・ちょっとお値段も高めですが、すごく期待しています。

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今日の体重: M:1424g    S:1713g

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コメント

今回は本当にご心配をお掛けしました。

さすが、うーさんママさんですね♪
本当に研究熱心ですね~。いずれ立派な本が出来そうです。

投稿: 空じぃ | 2008年2月24日 (日) 00時39分

そうそう!本出しましょう!!!(≧▽≦)
空じぃさんいいこと言う♪
獣医目線じゃなくて、飼主目線の本が
必要だと思うんだよね~♪
本出して♪お願い♪\(^O^)/

投稿: えちゅこ | 2008年2月24日 (日) 01時11分

おぉ~!うーさんママさんが食滞についてまとめてる~~~♪
とっても分かりやすいです。
そして我が家危険な環境を指摘されてる・・・ガ━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
ラグマット・ダンボール・ペットシートどれもみんちゃんが掘って齧ってます。
特にラグマットがヤバイ感じです。
ついこないだみくしの方でタオルの齧り癖のある仔が、腸の破裂で月様に帰ってしまったと言う話を読んで他のものに変えたいと思いつつも、じゅうたんもダメ・コルクマットもダメ、フローリングもダメで結局目を離さないという選択肢を選んでます。
ウサさんには畳とかの方が良いんでしょうかね・・・。
難しいです。

ママさんが自主出版したら私も購入しまーす。
出版目指してがんばって~♪

投稿: かな | 2008年2月24日 (日) 18時21分

えぇ~~!?本~~?(*^_^*)
そんな大それた内容じゃないんで(^_^ゞ

それじゃ、出版の暁にはサイン本を進呈させていただきます♪
(おいおい、出す気かい?!)←うそうそ

投稿: >空じぃ&えちゅこさん from うーさんママ | 2008年2月25日 (月) 01時16分

私自身も食滞=便秘・・・程度にしか思っていなかったんです・・・。
しかも、寒さで食滞に?!
うそ~~ぉ。だって立派な毛皮着てるジャン、うさぎさん。
野生のうさぎさんって、雪の中でも平気だし、学校のうさぎなんて年中野外ジャン。
って思っていました。

急激な温度変化は、私たちが想像する以上に大きなストレスをうさぎさんに与えてしまうようです(><)

噛み癖のあるうさぎさんが腸破裂でお月様に・・・。
お気の毒でしたね・・・。
やっぱりそのようなお話を聞いたら、他人事ではなくて、もっと想像力を働かせて・・・自分の子だったらと自分に置き換えて考える必要がありますよね。
どんなに気をつけていても、病気になってしまうこともあるでしょう。
だけど人間がちょっと気をつけてあげるだけで、避けることができる危険な環境は・・・やっぱり見て見ぬ振りをしないで、積極的に改善してあげるべきですよね。

我が家も<お部屋遊びの時には、目を離さない>その方法をとっています(笑)
タタミも・・・ソアホックの予防にはならないみたいですよ。それにおしっこしてしまったときには、シミになってしまいますし(><)

投稿: >かなさん from うーさんママ | 2008年2月25日 (月) 01時29分

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